学生さんが熱中しているサークル活動であるが、職員もサークル活動をしていたりする。
私が助手だった頃、良く出入りしていた部署に、若い「兄ちゃん」がいた。まあ年齢が近いこともあって、顔なじみになってよくおしゃべりしていた。
ある日、校内のボイラー室の近くで顔を合わせた。事務系の職員なので、設備系の作業エリアにいることがちょっと場違いな感じがした。挨拶をすると、サークル活動の帰りで、などという話である。何やっているのと軽く聞くと、「茶道」。
大手の会社とか、役所などに、「茶道部」というのはよく聞くが、美術学校に「茶道部」とは少し意外だった。ボイラー室の管理をしている職員たちが仮眠用に使っている和室で「活動」しているのだと言う。うーむ、仮眠用の布団の横でお点前か。
全部の組み合わせが、とても意外だったのだが、事務職員は美術学校の卒業生ではないので、美術学校の「サークル」とは少しフェーズが違うのであった。
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