2018年3月31日土曜日

とりあえず

そうして、通信教育の年度末はと言えば、お決まりの「課題の締め切り」である。
崖っぷちのなんとか、というわけではあるまいが、とにかく締め切り日に近くなると、かなりの点数が届けられる。普段は、週に2−3点の提出ベースなのに、最終日に20点を超える。受付事務も相当忙しい。
もちろん、締め切りには理由がある。翌月には卒業や進級の判定があるからだ。会議までの半月ほどで、すべての採点を終えなくてはならない。まあこのあたりも、数年もやっていれば心得たもので、予めスケジュールには余裕をつけておく。
ただ悲しいのは、締め切り間際になると「とりあえず出しておく」風の内容が激増することだ。課題をキチンと読んでください。テキストをよく読んで基本的な理解を得てから資料を集め作業を始めてください。といった文面が増える。課題違反はもちろん「再提出」になるので、申し訳ないが、新年度にまた出してね、ということになる。人生滑り込みでは、結果オーライにはなることはまれだ。ただ、個人的年間スケジュールから言えば、4月5月の再提出のレベルは高くなる。
しかし中には強者もいて、翌年やはり締め切り間際に、前年同様の課題違反で滑り込み提出をしてきた学生がいた。逆にこれはこれで、潔いと言えるのかもしれない。お願いだから3回目は勘弁して欲しい。

2018年3月30日金曜日

駐車場

さて、通信教育課程はと言えば、である。
通信教育、と言っても、郵送でやりとりばかりではなく、実技授業もある。同居人もその昔通信教育課程に通っていたクチである。社会人は、フルに夏休みを確保して、大学のキャンパスに通う、というものだった。通学課程は夏休みなので、敷地側としては、通う学生さんが夏休みの間だけは違う人種、というだけである。
私が学生の頃、通学のために近所の駐車場を借りていた友人がいた。「夏休み期間中を除く」という契約で、試験が終わると夏休み明けまでは駐車場を使えない。なぜかと言えば、その期間中、通信教育の学生さんに貸すのである。
土地はしっかり夏も稼いでいるわけだ。

2018年3月29日木曜日

年度末

世間的に3月は年度末である。
一方、通学している大学生の学期末は12月である。数えて見ると、1年は52週ほどあるのだが、授業をしているのはほぼ半分だ。私が学生だった頃は、半期が13回だったので、都合26回が授業日である。のんびりというか、怠慢というかは、人それぞれなのだろうが。
現況は、と言えば、年間の授業回数が数回増し、ハッピーマンデー効果もあって祝日も授業、入学試験のスケジュールが先に組まれていて、逆算して授業日程が決まるという印象がある。以前に比べると、9月の始業が早くなって、後期の年度末は「年内」という感じだ。 学生さんの方は、夏休みが短くなったが、春休みが潤沢に長くなったのかもしれない。
いずれにせよ、大学の授業は年間のほぼ半分。大学生とは優雅なものである。