授業をやっていると、学生さんの反応がとっても新鮮なことがある。
ときどき、意表を突かれるので、自分のことをつい振り返りたくなる。
撮影の後は編集作業である。
コンピュータで動画を編集するようになったので、コンピュータのスキルというのも当然必要になる。
授業ではまず最初に、自分のデータ用のフォルダをつくる。
一番上の階層に、自分の名前のフォルダ、その下の階層に課題ナンバーのフォルダをつくる、という説明をする。
どれどれ、できたかな、と見回して確認するようになったのは、ここ2-3年のことだろうか。OSの概念や、フォルダの表示の仕方だったり、それまでの使い方によるのだったりするのだろうが、「階層構造」という概念が抜けてきたようなのである。
リスト表示した同じ階層に名前のフォルダと、課題ナンバーのフォルダが並んでいる。なぜ同じ階層なのかと問えば、目をぱちくりさせて答える。
「名前フォルダの下の行に、課題ナンバーのフォルダを作りました」
まあ、確かに下ではあるが。
教える方は常に頭を使わねばならないのである。
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