2014年7月17日木曜日

予報

言葉で言えば簡単なことなのだが、映像として撮影することが難しい、ということはたくさんある。たいていの初心者の場合、それはあまり認識していない。だから、プランを聞くと「ありえなーい」ことがたくさん出てくる。

多いのは「お天気」に関することだ。学生がプランを組んだときと、撮影しているときでは、天候が違うことがよくある。毎日同じお天気になるとは限らない、という日常ではごくごく普通のことが、「映像を制作する」と全く抜けてしまう。今日は雨だから、明日も雨、とは限らない。
授業の季節にもよるのだが、一夜にして「夏」になったり、暴風雨の翌日はすっかり快晴、ということも、よくある。以前は天気予報とにらめっこしていたのだが、最近の学生さんはスマホの天気予報とにらめっこである。だから「天気の予想」などお得意なのかと思ったが、これがスマホのアプリによってずいぶん「予想」が違うらしい。授業始業時に、予想と違ったときの「八つ当たり」は、スマホ相手である。
「あんたの使っているアプリがよくないのよー」「そんなこと言われてもー」「ほかのアプリ使いなさいよー」。

予想を信用しすぎる人間様が悪い、ということにならない。

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