2014年7月13日日曜日

状況

同居人は女子大学で講師をしている。
学生は女子ばっかり、なのだが、もちろん教員や職員には男性もいる。

ちょっとした「勢い」とか、留学生とのやり取りの言葉のあやで、「セクハラ」騒動になることがあるらしい。
ゼミの打ち合わせに学生が出向いたら、喫茶店に誘われて、コーヒーをおごられた、くらいのことである。学生にしたら「学校外でふたりきり」なのだし、ほかの学生から見れば「あの学生だけ」だったりする。先生の方は、それ相応にいいトシなので、10年20年前の感覚と変わらない。単にコーヒー飲みながら話をしたかっただけだったりする。
難しいものである。

卒論の季節、男性教員は、ドアも窓も開けっ放しで、学生と個別面談をするらしい。部屋の外は寒いが、開けっ放しで暖房などきかない。コートを着て、背中を丸くして、外からいろいろな人が覗き込んでも気を散らさずに、面談しなくてはならないそうである。

学生にとって、そういう状況は、ありがたいのかしらん。

0 件のコメント: