2014年11月17日月曜日

展覧会

同居人は小学校で教えていたので、知り合いの小学校の展覧会ご案内、というのが来る。
展覧会は、小学校の体育館を利用して行われていたりすることが多い。私の小学校時代と比べると、作品も内容もはるかにグレードアップしている。
体育館だけに、やはり「靴はお履き替え」にならなくてはならない。その日、同居人は展覧会を見てから、約束の待ち合わせ場所に来る、ということになっていた。

やってくるなり、開口一番「小学校にすぐ戻らねば」。
何かと思えば、靴を履きき違えたらしい。しかもそれに気づいたのが、約束の場所に来る少し前である。
慌てて携帯電話で小学校に電話し、靴の履き違えを弁明し、自分の靴と間違えた靴の照合をして、自分の靴がまだ小学校に「残って」いることを確認し、とんぼ返りで小学校に向かうことになったようだ。

履き間違えた靴は、色もデザインもサイズも全く違う。共通しているのは「有名ブランドのスニーカー」ということだけだ。

靴を出し入れするときに、自分の靴でないことに気づきそうなものだし、履いているときに「行きの歩き具合と違う」と気づきそうなものだ。待ち合わせ場所に近くなって、階段を上るときに、自分の足下を見て、靴ひもの色が違うので「何だろう」「いつ靴ひもの色を変えたんだろう」と思い、ようやく間違いに気づいたらしい。

これも「ボケ」の兆候かもしれない。

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