この季節になると、小学校はイベントを開催する。
昔は「秋の大運動会」だったが、最近の運動会は春の開催が多い。
秋は、展覧会や学芸会など、文系のイベントが多い。学校によっては、展覧会と学芸会は隔年開催だったりすることもある。抱き合わせで授業参観や公開授業などがあったりする。校門前に看板など立てて、イベント気分は盛り上がる。
小学校は、昔も今も、靴を脱いであがる校舎がほとんどである。ここらへんが「和風」なのかもしれないが、日頃行きつけない小学校に行くと、入り口で靴を脱ぐことになる。
ひも靴をはいていると、こういう時はとても面倒である。いちいちかがみこんで、靴ひもをほどくわけである。
入り口にはスリッパが並んでいて、これを履け、という状態のセッティングである。
実家の習慣が「スリッパ共用絶対不可」だったので、私は今でも他人の使ったスリッパを使うのは抵抗がある。分かっていれば、マイスリッパを持ってきたのになーと、後悔しながら靴ひもをほどく。
ビニールの、底の薄いスリッパは、展覧会場の体育館の床の「冷たさ」を、ダイレクトに伝える。こんなことが何回か続くと、しもやけが発生する。
秋の展覧会のご案内、は嬉しくもあり、辛くもある。
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