2012年2月28日火曜日

散歩の連れ

住んでいる場所は、ちょいとした郊外である。

一軒家も多く、近くに公園や雑木林もあったりする。
勤務先に出かける時分は、お犬さまの朝のお散歩タイムの最中である。

引っ越してきたのは10年ほど前だった。その頃はコーギーやラブラドルが多かった。その後、マルチーズやピジョンフリーゼ、シーズー、その後にはチワワ、それからミニチュアダックスフンドにトイプードルが多くなった。日本は飼い犬の犬種にとても「流行」がある。引っ越す前に流行っていたシェルティやシベリアンハスキーはもうほとんど見かけない。朝のお散歩のお連れも、ずいぶんと変わるものである。
私が子どもの頃と違って、犬は長生きである。その頃散歩していたコーギーやラブラドルは、かなり年老いてきてはいるが、まだ数頭は見かける。ちょっと郊外と言うこともあって、ピレネー、グレートデン、ドーベルマン、アフガンハウンドなど、大型犬を見かけることもある。

あの白い犬は、本当に大きいよねえ、などと言いながら、車を運転しながら同居人と前方の散歩人を眺めていた。
お連れは白い山羊だった。

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