2012年2月9日木曜日

ごじごじ4


担当している科目の中に、「博物館関係科目」というのがある。レポートでは、展示を見学して展示を調査するようなことが課題になっている。こちらも「音」違いが多いのだが、結局「博物館とは見世物小屋」と認識が近いのだと、再確認することが多い。

(誤);(正)
博物感;博物館/博物って、どんな感じ?
(展示室の)証明;照明/展示室では確かに展示資料を証明しているに違いないが。
(美術展示の)観覧者;鑑賞者/入場料を観覧料としている美術館もあり、誤字というわけではないと思うのだが、つい秘宝館で観覧、という辞書の例文を思い浮かべてしまうのである。
(美術館へ)の来観者;来館者/ やっぱり誤字というわけではないと思うのだが、やはりつい学校の学芸会や展覧会のプログラムにある校長先生の挨拶を思い浮かべてしまうのである。「ご来観の皆様に御礼を申し上げます」。
(美術作品を)観賞;鑑賞/まあ見ていることには変わりはないだろうが、つい「観賞魚」、ニシキゴイやランチュウを眺めているところを思い浮かべてしまうのである。
伝えることが違なり;異なり/言いたいことはよーく分かる。違うんだけどね。
不の遺産;負の遺産/マイナス、ということはよーく分かる。
利解;理解/どのようにしたら分かってもらえるのだろうか。
重用;重要/わりとよくある間違いなのだが、ちょっと使うべき場面が違うような気がする。
態力;能力/フォルムが似ているからつい、というのはよーく分かる。
機態;機能/これもフォルムが似ているからつい、というパターンだが、何か別のものを想像してしまいそうだ。

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