新学期が始まって、はや1ヶ月。ぼちぼち学生の方も、学校生活に慣れてきた頃か、という感じである。
バブルの頃は、大学生とは「遊ぶ」ものであったのだが、昨今の学生さんは根が真面目なのか、高校生の延長なのか、あまり「遊ぶ」ことをしない。
毎晩クラブに踊りに行くことだけが「遊び」ではない。映画館で映画漬けも「遊び」だったし、博物館で開館から閉館までうろうろしていることも「遊び」だった。図書館、ではなく、神田の古本屋で怪しい本を探し当ててしまうことも「遊び」だった。アルバイトは「社会見学」という「遊び」だったかもしれない。
いまどきの学生さんは、下宿あるいは自宅と大学との往復に忙しい。もっぱら「勉強」に忙しいらしく、あまり遊ばないようだ。学内のお遊び、サークル活動にいそしむような学生は少数派である。
そうして3年にもなると、就職活動に忙しい。
いまどきの学生さんを見ると、ちょっと余裕がなくて、もったいない気がする。
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