1日はエイプリルフール、面白い絵空事ニュースをBBCがやっていたりする。記憶にあるのは空飛ぶペンギンとか、シェイクスピアの国籍だったりした。
昨今はインターネット上で、企業がかなり気合いを入れたサイトをつくるようになった。Audiの高級サルーンに炊飯器、というのは見るからに「ギャグ」だが、問い合わせた方に「ロゴ入りしゃもじ」プレゼント、というのは「リアル」、というネタもあった。
ことにインターネット上の情報、というのは、「嘘」と「事実」の間隔がつかみにくい。エイプリルフールの仕掛けで言えば、つくる側は、その「リアルさ」を使った表現を狙ってくる。受け手が「嘘」だと思わなければ、つくる側の「勝ち」なのだろうが、それが「リアル」であると感じてしまってもいいのだろうか、と思うほどの「気合い」が増えているような気がする。
いまどきの学生さんと話していると、メディアの伝えることを鵜呑みにする傾向が強くなっているような感じがする。エイプリルフールねたに気合いが入りすぎると、どこかで箍が外れてしまうような気がしてならない。
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