目くじら立てて注意されないとどうなるか、と言えば、最後に結果が待っている、ということになるだろう。
授業にほとんどやってこない、来てもかなりの遅刻常習犯の学生が、最後の最後、進級審査の後に、「どうして不合格なのか」と言ってくることがある。欠席が多かったからなあ、と言うと、「最低の回数は出席しているはずだ」と粘る。
出席簿を確認すると、遅刻の回数を含めて出席と考えていることが判明。遅刻は15分以内が原則で、15分以上の遅刻は欠席扱い、遅刻は3回で欠席1回にカウント、などというルールが、学校によってはあったりする。この手の「カウント間違い」はよくあることで、本人が十分に確認し、計画的に出講計画を立てないといけない。ギリギリでやろうとすると、突発的な事故でアウトになりかねない。
あるいは、ギリギリで出席をしていたのに、試験を受験しないケースもあったりする。せっかく追試を設定したのに、それにも来なかったりする。話を聞くと、受験日を間違えたり、教室配当を間違えたりして、違う授業の試験を受けてしまったケースもある。人生の最後に落とし穴は待ち構えていたりするのである。
もちろん、ギリギリで出席し、試験を受験したが、不合格になるケースもある。欠席中の授業内容ががっつり試験問題だったりする。かなりの白紙になってしまい、途中放棄、という学生もいた。人生どこにでも「運命」は待ち構えているものである。まあこういうケースだと、追試で挽回、ということもある。最初に落ち込んで、全てを投げ打ってはいけない。
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