そんなことを考えながら道端を眺めていると、1階に新しいテナントが入ったマンションを見かけた。数年前のことである。
「デイサービス」という看板である。
このあたりも、高齢者が増えたんだなあと思って、看板を見直してびっくりである。「学童デイサービス」だったからだ。
今どきの核家族の家庭であれば、確かにこういったサービス産業がなければ、放課後帰った時に「誰もいない」状況はありがちである。親としては、誰もいない家にいるよりも、お稽古で「暇をつぶす」ことをまずは考えるわけで、その大きな受け皿の一つは「塾」なのである。
だから子どもの方も、「成績を上げたい」「勉強のわからないところを丁寧に聞きたい」という積極的な学習意欲があるとは限らない。やたらやる気がなかったり投げやりだったりする子どもも、いくばくかはいるそうである。
子どもも親も、大変そうである。
0 件のコメント:
コメントを投稿