結局のところ、事務作業やデータとしての利用ではなく、「清書」するためのツールとして使用しているので、本来の「表計算」をしたいわけではない。
一方で、文書作成ソフトのwordというのが「使いやすい」のか、と言われると、これもうーむ、である。こちらはこちらで、長文を構築していくのが目的である。作表したり、文書の途中に画像を入れたりするレイアウトをしようとすると、とたんに「難しいソフト」になってしまう。文書作成とレイアウトは「違う」からである。しかし、執拗にwordで自分のつくりたい書類を、四苦八苦しながらつくっていたりする。
どうしてなのか、と言えば、そもそもWindowsパソコンを買うともれなくOfficeがインストールされていたからである。日本人はおまけと無料に弱い。自分のスキルや目的とは関係なく、Officeを使ってしまう。おかげで、ワープロソフトでレイアウトしようとしたり、表組みの文書を作るために表計算ソフトを使ってしまったりする。あげく、Excel方眼紙などという、職人芸が発生する。
そもそも「プリントアウトされた書類で提出するためのフォーマットサンプル」として、方眼紙を利用して「プリントアウトされたサンプル」が来るなら、こちらで使いやすいソフトで作成し直す、という作戦が使える。しかし、excel方眼紙の書類に記入してデータで送り返せ、という学校があると、はっきり言って辛い。しかもこういう学校の書類ほど、マクロが使ってあったりして、書類を開くと「マクロを使用しているのでご注意、本書類はマクロを無視して開きます」などという警告が出てきたりする。空欄に文字を入力するためにマクロが必要なのか、よく分からないが、とりあえず無視して開いたりする。
0 件のコメント:
コメントを投稿