まあそう言えば、である。
我々アナログ世代だと、授業中にメモをつくってこっそりまわしていたり、内職していたり、というのは、多かれ少なかれ見に覚えのあることだ。
最近の子どもだと、授業中に「スマホ」で「LINE」らしい。
妹が、甥っ子の通っている高校から呼び出されたそうである。授業中にスマホいじりはやめさせなさい、というお叱りだったらしい。高校生でスマホが必需品なのかと思ったら、部活の連絡網がLINEだったりするので必携なのだそうだ。
都内超進学高校某も、そもそも校則がなかったのが、スマホに関して自主管理を決めたりしていた。まあ、ガジェットとしては、面白いものなので、熱中してしまうのも分かるような気もする。
しかし、親を呼び出して注意、というのも、何か大人げないような気がする。高校は義務教育ではないので、授業を受けたくなければ教室から出る、という選択肢くらいお互いにあるはずだ。
中毒性がある、と言えなくもないのだろう。先日のニュースでは、高校生のスマホ所有率が9割、休日の使用時間が3時間と言うのが見出しに踊っていた。いまどきの高校生と言うのは、授業中にスマホに熱中していても授業についていけるし、休日にスマホに熱中していても予習復習が間に合うほど、かくも暇なのだろうか。
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