2014年10月17日金曜日

信じる

そんなときに登場するのが、スマホ、ちょいと前までは携帯電話だった。

ちりり、ではなく、ぴろぴろりんとコールが鳴り、主人公はかばんからごそごそとスマホを取り出す。
画面を見る/画面のアップ 「僕も君のことが好き」/目を見張る主人公、次第に笑顔になる
などという展開である。
スマホの画面で、表示された電子文字を大映しで見せられる、というカットのつなぎ方はえらく間抜けすぎる。しかもこれで笑顔になると言うことは、「僕」からのメールであることを信じて疑っていない。詐欺メールでひっかかってしまいそうで、あぶなっかしすぎる。「僕も君のことが好き。ここをクリック」→「ご請求額は約五万円になります。至急お支払いをお願いします。振込先はこちらです。締め切り厳守でお願いします」という展開が、疑心暗鬼なアナログ世代の頭にはよぎる。


間抜けに見える、と言えば、最近の映画やドラマではそこらへんも考えられていて、ほおおと思っていたら、世界は狭いものでこんな動画も見つかったりした。
http://vimeo.com/103554797
プロだってそれなりに悩んではいたんだなあ、と思って安心した。


授業中にこそこそ、どころではなく、比較的堂々とLINEを使っている学生がいる授業中では、どれほどの「文字」が宙を飛び交っているのだろうか。

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