2014年6月4日水曜日

新学期

新しい学年の授業は、毎度のことながらワクワク、もといヒヤヒヤ、しながら始まる。

私の授業はゴールデンウィーク明けから始まるので、こちらとしては5月が新学期、という気分だ。
学生さんの方はすでに1ヶ月ほどほかの実習授業を経ているので、ぼちぼち大学生活に慣れた頃、である。

同じ学年で似たような年齢の学生さんを見ているにもかかわらず、毎年同じ学生が来る訳ではない。なぜかは知らねど、それなりに学年の「カラー」のようなものがあり、ランダムにクラス分けされているにもかかわらず、クラスごとの「特徴」があったりする。
同居人の行っている学校の様子もよく聞くのだが、どちらにしても今時の学生さんは素直で真面目、というのが通り相場である。

振り返ってみて、自分の学生時代は、と言えば、もっとひねていたよねー、と思い起こす。学業はほどほど、むしろ自主制作や先輩の課題の手伝いにいそしみ、欠席回数を数えて出席日数ぎりぎりで単位をクリア、というのが「ふつー」な学生である。工房で作業に没頭していると、さぼった授業の担当教員が覗きにきて激励してくれたりした。良い意味でおおらか、悪い意味で管理不全である。

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