1年生の授業では、ビデオを使って60秒ほどの作品を各自で作ってもらう。
ビデオカメラを使うのも、編集するのもほぼ初めて、という学生も多い。
インターネットがブロードバンドになって、動画投稿サイトなども、逆にテレビのニュースで取り上げられたりする今日この頃である。
さぞや、「映像三昧」な生活をしているかと思いきや、全くそうではない、という感じがする。
一昔前は、下宿や一人暮らしの必需品は、テレビ冷蔵庫固定電話だったりしたのだが、今やテレビは買わないし、固定電話回線もひかない。だからといって、デスクトップのパソコンに光回線をひくでもなく、スマホひとつですべてまかなったりしていることがある。出不精なせいか、映画も展覧会も見に行かないし、DVDプレーヤーもないのでレンタルビデオも借りてこない。当然だが、新聞雑誌のたぐいも購読しない。
情報が多すぎると逆効果、というわけでもないだろうが、どっぷり映像文化に浸かっているとは言えないのが不思議な感じがする。
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