担当している授業は、1年生の基礎的なスキルを学ばせる部分である。
1学年が4クラスに分けられ、1クラス3週間で4つの授業をローテーションする。
どの授業の講師も考えることは一緒のようで、機械の取り扱いに十分な指導時間が使えない恐れがあり、プリント配布で補完する、という作戦になる。
ローテーションの授業の開始時には、膨大な量のコピーを研究室では用意する。数年分まとめてオフセットで印刷する方が良いのではないか、と思われるほどの量である。しかし、毎年アプリケーションがアップグレードしたり、使用機材が変わったりするので、直前まで決定稿にならない。
うーむ、こういう時のために電子出版はあるのではないか、と感じざるを得ない状況である。
問題は、電子出版やデータ配布のための規格がさまざまあることと、学生の持っているデバイスが全部同じではない、ということである。
結局、紙というローテクな方法が、今のところの解決策、ではある。
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