2014年3月19日水曜日

信用

どんな機械でも故障はするものである。
故障はする、という前提でないと、辛いことはある。

今の車は、いろいろな「電子機器」を積んでいる。それに伴って「センサー」もたくさん積んでいる。5代目以降は、それが特に多くなった。時代、ではある。


ふと気づくと、メーター内で何か赤くちかちかしているものがある。エアバッグ警告灯だ。
マニュアルを読むと「エアバッグが動作しなくなることがあります。至急ディーラーで点検を受けてください」と書いてある。ちかちかしている時に、正面衝突で事故ったら、完璧にアウト、ということらしい。
ディーラーに慌てて行くと、車にコンピュータをつないで、何かコマンドを打ち込んでいる。警告灯がついたのは、センサー異常で、リセットしておきました、くらいのお返事が多い。
似たような「センサー異常」で、いきなり「警告灯点灯」とか、「警告音発信」も、わりとよくある。「エアバッグ」警告も、「ふくらまない」かもしれないが、突然爆発したことはないので、そのうち慣れっこになってしまう。まあそのうちディーラーに行くか、と考えているうちに、警告がおさまったり、エンジンをかけ直すと警告しなくなったりする。

ピーターとオオカミ、な状態である。本当に警告かどうか、どうやって見分ければよいのだろうか。

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