専門にしている映像関係の領域というのは、機械を通して表現する。
私は、もともとは、デザインを勉強していた。その頃はアナログな作業が中心で、職人芸を要求された。しかし、今やデザイン作業でも、コンピュータという「機械」が必須である。機械を通して表現するようになった今日この頃である。
さて、機械を通すわけだから、機械に出来ないことは逆立ちしたって出来ない。機械が壊れたら、何も出来ない。
これは機械を使う場合の鉄則だ。
一方で初心者は、機械のことを知らないことが多い。機械さえあれば、作業が出来る、と思っているフシさえある。新入生は、ビデオカメラと編集機があれば、ちょっとした劇映画が出来る、といったぐあいである。
そういう学生ほど、機械に無理をさせて作業をさせることが多い。あげくに機械がハングアップしたりする。
機械を使った作業では、機械と仲良くなることが一番大事だったりする。
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