2012年12月29日土曜日

関心事


美術学校だから、なのか、ということはさておき、男子学生の多かった学校のようなので、その手の思い出話にはことかかない。

人間、本質的なことはあまり変わらないもので、爺さんが集まって思い出話、という段になると、結局とどのつまり、こういった方向になってしまうのである。

爺さんたちに学生時代の思い出話、というのを聞くと、授業や校舎や先生の癖や学園祭とかのハナシから始まることが多い。そのうち、誰がモテたとか、誰があのモデルさんを好きだったとか、どのモデルさんに気に入られていたか、という話に盛り上がるグループもいれば、もう少しきわどいハナシで盛り上がってしまうグループもあった。
当時のモデルさんを誘って、スケッチ旅行というのを先生が企画した。モデルさんを含めて、そのクラスの学生が連れ立って1-2泊の小旅行、というものである。
教室から出て、風光明媚、郊外のいい風景の中で、モデルさんをスケッチ、な企画のハズである。
当時の学生が、その話で思い出すのは、風景でも描いた絵画でもなく、モデルさんの和服の裾をじーっと注視していた先生のマナザシであった。和服のモデルさんだけにズロースではないはずだー、というので爺さんたちは大盛り上がりである。

今は昔ではある。

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