2012年12月15日土曜日

単価

ようよう今年度も通学課程の方の授業は終了した。学生さんの方はあと補習と期末試験さえ終われば春休みである。

勘定してみると、大学生というのは休みが多い。勤務校では半期13回くらいが授業のノルマである。試験を入れて合計28週が1年分である。1年が52週なので、半分とは言わないが、かなりが「休み」なのである。
まあ「休み」が欲しいから大学生になるんだと我々の時分は言っていたものだったけれど、社会人になって振り返ってみれば優雅なものである。
ひっくり返して考えてみれば、年間の授業料は12で割ってお月謝いくら、ではなく、28で割って週単位で考えないと割が合わない。1週間のうち、授業を何コマとっているのか勘定すると、90分の授業がいくら、1単位がいくら、というのが割り出せる。

遅刻や無断欠席、アルバイトでくたびれて授業中熟睡、という学生には、授業単価計算をさせてみる。アルバイトに行くよりも、親が払う授業料が「高い」こともある。

今の学生さんは、真面目なのか、幼いのか、「アルバイトが忙しくって」などということを遅刻や欠席の言い訳にするようなことはなくなったが。

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