授業の方も3クラスめ、同じ内容の授業をしている。悪く言えば、毎度同じことの繰り返し、よく言えば、前のクラスで少しずつ方向修正しながら授業している、というところだろうか。
学年はもちろん一緒なのだが、やはりクラスが違えば、微妙に雰囲気が違う。ムードメーカーがいたり、やけにモチベーションを下げるのがいたりする。
授業内ではグループ作業をさせている。仲良しグループにならないように、こちらでランダムにチームを組む。もちろん、社会に出たら仲良しだけでつるんではいられない。相性が悪い人、初対面、年齢差があったりしても、一緒に作業をすることになる。特に映像系の作業は共同で行われることが多い。ただ、苦手な人と作業をしていると、ときどき新しい発見もある。人間が違えば見方が違うわけだから、新しい視点に気付いたり、作業の緻密さが正確に反映されたりしているんだなあと思ったり。仲良しだと「なあなあ」になってしまうところを、相性が悪ければとことん話し合う羽目になったりする。話し合う間に、自分で曖昧だったところが確認できたり、再発見できたりする。
だから本来大学というのは、もっと多様な人が通った方が良いのになあと思う。文科省は少子化をにらんだ施策をしているようだが、むしろ社会人やリタイアした人、会社の研修制度としての利用などを広く受け入れることに積極的になっても良いのでは、と思う。
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