2016年7月18日月曜日

4人分

担当している授業は3週間、つまり18日で1クール。これで単位を出している。
大学の規定としては、3分の2以上の出席によって、単位取得のための試験受験、あるいはレポートや作品の提出の「権利」を持つことが出来る、ようになっている。つまり、出席だけしていてもダメ。出席してなおかつ試験を受ける、あるいはレポートや作品を出す、だけでもダメで、合格点を取らなくてはいけない。つまり、皆勤賞でもレポートが白紙であれば、不合格、というわけだ。
面倒くさいのが遅刻、早退の扱いである。勤務校では先生によっていろいろなパターンがある。遅刻3回が欠席1回に相当するとか、授業内30分以内が遅刻でそれ以降は欠席扱いなどである。実技実習だと、肝心要の説明が授業冒頭にあって、作業を始めることになるので、途中から入ってきても訳が分からない、という状況がままある。
写真の暗室実習ではフィルムの現像などもあって、途中で出入りは出来ない完全暗黒の中の作業、ということがある。作業開始後、フィルムの定着が終了するまで30分以上は缶詰状態なので、遅刻したら参加出来ない。

担当している授業では暗室作業こそないものの、グループ作業なので、一人が10分遅刻すると、残りの3人も10分待ちぼうけを食らう羽目になる。本人は10分の遅刻と思っているかも知れないが、残りの3人も遅刻同然、ということになる。遅刻してきたら積算して40分の遅刻、という計算になる。 

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