東京では17日の夜から雪が降り、朝方には郊外の自宅の近くはずいぶんと積もっていた。数日経った今日もまだ畑は白く見えるところが多い。
同居人は小学校勤務時代に気にしていたのは、雪と台風、である。小学校が「休校」になるかどうかは、朝の6時くらいの気象警報で決まるので、それを見てから出勤していたら、交通機関の遅延を考えると遅刻になってしまう。近所の児童はそんなこと関係なしに来たりもするので、たとえ休校であっても誰かが職員室に詰めていなくてはならない。雪ならついでに雪かきという肉体労働もセットなので、合羽長靴軍手持参である。こういう時は、たいてい勤務地の近くに宿をとって、自前で前泊である。
講師で行っている保育園は、シフトにあたっていない保育士も総動員で駐車場と周囲の雪かきに精を出していたらしい。送り迎え、子どもが歩くところはすっかり雪をかいてあり、同居人は感動していた。
なぜかというと、帰り道に寄った大手キャリア携帯電話の店舗駐車場は、雪をかいておらず、入れなかったらしい。近所に駐車して店に入ると、担当者が雪のため「お休み」で対応できないと言われたらしい。お客もごった返しておらず、カウンターの中で人待ち顔をしている姉ちゃんがいる一方で、店の周囲の雪はそのままである。「殿様商売」な印象で、早速キャリア変更の計画を立て始めていた。
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