2016年1月3日日曜日

三が日

2016年はとても暖かいお天気で始まった。

同居人があまりしきたりとか、風習とかにこだわらない人なので、あまり正月らしいこともなく過ごすことになっている。正月らしいのは、元旦に実家に挨拶に行くのと、おせちを食べておしゃべりをするくらいだ。そもそも2人とも学校関係なので、いわゆる「年度制」、4月始まりで生活していて、区切りという気分がないからかもしれない。
正月が終わると早々に授業があるので準備をしていたり、もちろん採点とか新年度の準備とか仕込みとか、いろいろやることがあり、それは昨年からの引き続きである。

同居人はお勤めの頃は、年賀状の作業というのが一大イベントだった。友だち、先輩後輩恩師同僚に加えて、教えた子ども教えている子ども、その子どもたちのご両親なども含まれる。一番多かったときで、3−400枚程度を年内に出す。子どもとご両親関係は、「年賀状のお返事」として出すことになる。これが多かったときで200枚程度、だから、正月3が日はお返事書きが一仕事である。

同居人は退職して5年目、同僚はすでに数が少なくなり、恩師先輩もそろそろ少なくなる。教えた子どもも、そろそろ大人になって、いつまでも小学校の先生に年賀状を出すこともなくなる。今年は、構えていたのに、来る数も少なくて、かなり「拍子抜け」だったようだ。多ければ多い、で大変だと文句を言うのに、少なければ「寂しいなー」などとぼやいている。 

人間とは、ちょっとわがままである。

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