2016年1月20日水曜日

現場

結局塾の講師も先日辞める宣言をしてきた。
個人教授ではないので、一人の子どもを丁寧にフォローするシステムにはなってはいない。「先生」としては不完全燃焼になってしまい、フラストレーションがたまる一方だったからだ。
一方で、こういった学習産業というのは、「受験」という目の前にある人参だけを目標にして成立している面がある。それに適応できない子どもは、どこに行っても「落ちこぼれ」扱いされるのが辛かった、らしい。
もっとも、塾というのはそれが目下のセールスポイントで評価の対象になる。いくら落ちこぼれの子どもが出来るようになりました、と言ってもそれは数値として目に見える評価にはならない。

ともあれ、学校現場以外の「教育現場」を見ただけでも「社会勉強」にはなった、ようではある。 

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