2012年10月23日火曜日

許容量


同居人は小学校勤めが長かった。お昼は当然、子どもたちと同じ給食である。

小学校に遊びに行くと、まあ飲み物でも、と控え室に招き入れられる。お茶とかコーヒーではなく、冷蔵庫にたくさん入っている「給食の残り」の牛乳だったりしたことがあった。
給食で配布する牛乳が紙パックになったので、瓶を返却する必要がなくなり、子どもが残した未開封の牛乳がいくばくか保存してあった。配布当日に廃棄処分にするには、賞味期限がまだしばらくあるのでもったいない、という感じである。しかし、欠席がいたり、アレルギーの子どもがいたり、寒い日には食指が動かないらしく、毎日何個かが残ることで毎週何十個という数になるのだそうだ。
先生がそれぞれのクラスで、毎日残った牛乳を飲んだ日には、1日1リットル以上になったりする。むしろ健康的ではないだろうなあと思った。

以後、廃棄処分すれすれの紙パックの牛乳は我が家にやってくることがしばらく続いた。うちでも大人二人、1日に飲める量は限られている。牛乳は、カッテージチーズに化けた。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

我が家では牛乳屋さんに配達してもらっている牛乳。ツレアイのドッコイ氏が海外出張の期間は減らしたり、休んだり。
なにせ紅茶派とコーヒー派なので濃いのを頼んでいて、ナマでは飲めないのでございます。
次回出張の時は寒い季節だし、シェイクして「無塩バター作り」に挑戦してみようと思います。
やぎ1