2012年10月22日月曜日

いつでも


同居人は小学校勤めが長かった。お昼は子どもたちと同じ給食である。

私の世代が子どもの時は、お昼はコッペパンにおかず(和洋中あり)、低学年の頃は脱脂粉乳、転校してからは瓶牛乳が定番だった。今のお子様たちはアレルギーも多いらしく、担任の先生は新学期に保護者からの聞き取り調査をしている。アレルギー症状のある子どもや、食べられる食材の少ない子どもは、別途お弁当を自宅から持参、ということになるらしい。これはこれで大変である。

変わらないのは牛乳で、今は瓶ではなく紙パックで配布である。おかずが和風だろうが、中華だろうが、牛乳は必須である。これも不思議な制度だとときどき思う。煮魚に牛乳、肉豆腐に牛乳、酢豚に牛乳、である。ミスマッチと栄養価とどちらがいいか、という選択で牛乳なのだろうが、大人になってみてみると不思議な組み合わせである。

小学校の現場では、これが「当然」、どの先生も当たり前な表情で鯖の竜田揚げと牛乳を同じトレーにのせている。考えてみれば、不思議な光景だと思うのだが。

0 件のコメント: