2015年3月28日土曜日

定義

美術館の教育普及活動を手伝っている。年に2−3回ほどの開催である。
活動は「ワークショップ」という名前がついている。開館当時から同じ名称で開催されているので、既に25年ほど続いている。

さて、「ワークショップ」という名前を、最近は良く見かけるようになってきた。小さな講座や講習会にも、ワークショップという名前がついていたりする。英語本来の意味で言えば、工房やスタジオほどのことなのだが、日本で使われると意味が転じたり、複層的な意味が生じたりする。講座や講習会に使われている「ワークショップ」という言葉も、使う人や業界によっていろいろな意味がある。造形物を作成する講座、コミュニケーションをはかるための活動、グループで問題解決のための手法を探る練習。ワークショップって何、と聞かれると、はっきりと定義付けが出来ないのが現状である。

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