担当している授業では、機材あっての作業なので、授業前の機材点検と整備が重要である。
同じ型番の機材であっても、それぞれに「癖」のようなものがある。1年間、学生に使わせると、それなりに故障したり壊したりで、くたびれてくる機材も出てくる。同じように使っていても、初期不良がしばらくしてから出てくるものがあったりする。
機械を使った経験値がない学生に教えるのだから、機材は均質的な方がベターである。機械はそれぞれ大量生産品であっても個性がある、とわかるのは、いくらかいじったことのある人にしか分からないからだ。
非常勤をやっていて辛いのは、授業準備には関わりにくい、ということである。授業は基本的に授業時間内だけのペイなので、授業時間外の準備やら後片付けやらと言う作業にはペイがない。ただ働きである。また、機材は担当している授業だけで使用しているのではなく、他の授業やが癖員自主制作にも貸し出しをしている。機材管理は研究室、というルールなので、準備作業は使用する授業のうちのひとつの担当として手を出しにくい。授業前には、研修室の助手さんに機材の点検などお願いすることになる。
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