難しいと思ったのは、同居人が「小学校教員」をしていたからでもある。
同居人が免許を取得した頃は、二種類のグレードがあったそうである。職務中に「グレードアップ」したい時には、免許グレードアップのための講習にお金を出して通ったりする。
大学で夏のスクーリング時には「更新講習」という、現役の先生のための講習があったりする。
現役で、仕事をしているベテランよりも、大学院を出たてのちょっと頼りない先生の方が「免許のグレードが上」だったりする状況を見ることがある。現場と免許、というのは、どのようにすりあわせ、制度とするのだろうか。あるところで線を引かなくてはならない、ということはあるかもしれない。ただ、時として、どうなんだろう、と思うことがある。特に大学院での学習が必須か、と思うこともある。本を読むよりも、現場で子どもと向き合う方がはるかに勉強になる。学歴が高くて、お勉強ができても、子どものあしらいが上手くなければ、先生には向かないだろう。
時代によって、資格に対する要求が変わる、というのは分かる。だから、免許とか資格というのは、ちょっと厄介なもの、ではある。
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