2014年4月21日月曜日

想定外

授業の担当講師は非常勤である。学校にいつも「いる」わけではない。授業を管理している専任教授もいる。こちらの先生は授業には参加していない。基本的には「お任せ」である。私は授業のアシスタント的な立場である。授業の内容や進行は担当の講師の指示に従って作業を進行する。

想定していた受講人数であれば、想定していた授業が進行できる。しかし、選択だと、想定外、のこともあるわけだ。想定外、のときにはどうするか。その時は、授業内容は「想定通り」に進行するしかないよねえ、という雰囲気だった。受講を希望してきた学生は、「想定していた授業」を希望してきたからだ。
結局、「想定していた授業」は、「想定外」の受講人数だったので、「想定していた作業」は出来なかった。実作業の代わりに、プランニングやシナリオライティング、という内容にシフトせざるを得なかった。

選択制の授業なら、授業の内容を柔軟に変更できる管理者、それに対応できる講師が必要だと思った。講義であれば受講人数で内容が変わる、ということはあまりないかもしれない。実習では、学生の顔を見て決める、ことから始まることも大切だろう。ただそれは、経験と応用能力が、ある程度は必要なのだろう。

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