2017年6月6日火曜日

方言

同居人の最近のお仕事のひとつは、「スクールカウンセラー」である。
いじめ問題や教員の不祥事など、メディアで良く取り上げられている。その対策に、文科省が旗を振って「チーム学校」などと音頭を取っている。その「チーム」にいる、というわけである。
文科相が旗を振っているからと言って、全国的に即座に配属されたわけではない。こういうのは、自治体の教育委員会の裁量なので、全国一律同じように配属されてはいない。
一般的に思い浮かぶのは、生徒相談室で生徒個人のお悩み相談、というところだろう。必要な資格に「臨床心理士」などというのがお馴染みである。翻って、同居人の方は、学校心理士、という資格である。どちらかと言えば、先生側のサポートのウェイトが大きい。今のところは、市の教育委員会で設置されているチームで、市内の小中学校を巡回し、学級運営をサポートしている。
サポートするからには、学校内の授業の様子も見ることになる。
先日は、市内の小学校に出向いて行って授業参観してきた。「英語」の授業だったらしい。小学生相手なので、外国人講師が、歌やゲームをしながら、日常的な会話に慣れる、という内容だったようだ。外国人講師、と言われればそうなのだろうが、その学校では明らかにフィリピンなまりの英語で、かなり派手なお姉さんが教えていたらしい。英語、と言っても、フィリピン風である。
まあ、インドなまりとか、エジプトなまりとか、コックニーなまりとか、オーストラリア風とか、英語と言ってもそれぞれあるので、国際的、と言われればそうなのかもしれないが。

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