学生さんがPHSや携帯電話を持つようになって、就職活動も変わった。ところかまわず電話で通話することが出来る、ということは、自分の部屋の通信機器で待ち構えなくても良い、ということである。それまでは「火曜日に会社から結果をお電話します」などと言われたら、火曜日は24時間電話の前で待機状態だった。
インターネットが普及して、会社が連絡用に使うようになった。パソコン通信やインターネット通信、というのは、学生にはちょっと敷居が高くて手が出なかったりした。
携帯電話では、メールのやり取りが出来るので便利である。
ところが携帯メールでは、テキストや簡単な画像だけが読めるので、添付ファイルやデータの読み込みが出来ない。会社から、「明日ここに来なさい」というメールは読めるが、添付された地図は見えなかったりする。
実家から通う学生は、家族共有でパソコンを買い、インターネット回線を用意するケースも出たりした。その頃たくさん出現したのが「インターネット喫茶」だったりする。ゲーマーだけが入り浸るのではなく、就職活動のために通う学生もいた。
就職活動は、学生の情報活動をどんどん変えるもの、である。
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