2013年12月12日木曜日

連絡手段

最近の学生さんは、すべてではないが、概ねスマホユーザーである。
グループワークで連絡先を交換するのに、最低三つの手段を控えるように、と言うのだが、「携帯電話番号」「LINE」「skype名」をまず交換している。

スマホが手の中にあることが前提である。「他の手段」にはなりにくい。
少し機転のきく学生がいると「メアド」。もう少し回転の速い学生だと「携帯メールとPCメール」または「自宅の固定電話」である。

グループワークであまり作業が進んでいないのは、たいていが「連絡が上手くとれない」「約束が守れない」である。
連絡先、と言った携帯に出ない、LINEで応答しない、skypeをオンラインにしない、のである。しかも「授業に出ない」「指定したミーティングに現れない」「そのくせ、決まったことに文句を言う」のがいたりすると、チームのモチベーションはどんどん悪くなり、作業が沈滞する。
授業中はひたすら机の下でLINEでおしゃべりしているのに、授業の作業と言うと無視するのである。彼らにとって、LINEは単なる井戸端会議の場所だったり、暇つぶしだったりするだけで、「連絡をとる」ためのツールではもはやないのかもしれない。

0 件のコメント: