2013年11月24日日曜日

新人

個人持ちの携帯電話で連絡をするようになって、「取り次ぐ」という習慣が、家庭からなくなりつつある。

4月になると、新人が職場に出るようになる。きちんとした企業や事務所であれば、新人に電話の取り次ぎ業務を教えることになる。
同居人の職場は小学校だった。学校に電話すると、職員室にいる誰かが受ける。

「もしもし」
…と私。
「はい」
…あれ、と思いながら
「OO小学校でしょうか」
「はい」
…ここらへんで、あー、これは新人さんだなあと思う。
「家のものですけど、XXをお願いします」
「あー、えーと、XX先生はいま席を外していらっしゃいますがー」

フレッシュなのが、とってもよくわかる。
学校の新人教員というのは、あまりこういった社会研修みたいなもんがないのかもしれない。彼らにとって「先輩」であるところの高齢教師は敬語を使う相手なのだろうが、使うためのTPOは習わないのかもしれない。

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