2017年4月10日月曜日

整理

4−50年も経てば、社会状況が変わった、というだけではなく、ハードウェアとしての機能とか耐震基準なども影響するのか、近隣の公団住宅ではいくつか建て替えているところがある。
団地、といえば老舗、ひばりが丘団地、というのも近所にある。ここも、数年かけて建て替えていた。以前はメゾネットの長屋風「テラスハウス」があった。築年数も古く、2階建てなので、庭の木の方がはるかに背が高い。それなりに生活感があって、眺めるのは楽しかった。終の棲家に良いなあなどと思っていたのだが、住んでいる方にすれば違うのだろう、しばらくぶりに通りかかると、空き家が増え、解体されてしまった。その後、区画整理されて、建て替えになった。テラスハウスのエリアには、庭もないような小さな一戸建てが並んでいた。いわゆる普通の新興住宅地風である。集合住宅のエリアも、エレベーターのある高層住宅になっていた。その分、というわけでもないのかもしれないが、芝生のある公園エリアが増えた。
新築を機会に、また新しい住民が入るようになるのだろう。日本では住宅は消耗品、である。

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