2016年6月24日金曜日

クラス編成

学校では実写による動画制作の基礎実習を担当している。初心者の考えることは常に新鮮である。
その一方で、常識と非常識、人間の認識と認知について考えさせられることも多い。

クラスは24名が基本だが、入学辞退者や中途退学、あるいは留年や休学復帰などがあって、プラスマイナス2名ほどになる。
ここ10年以上は女子学生が多く、基本的には7−8割が女子である。今年は少し男子が多いかな、といった感じでやっと3割である。
景気が悪いと男子学生は実学系で学び、手堅く就職コースをとる。就職状況が良ければ、大学院に残らず就職することが多くなる。修士課程は女子が多くなるが、ここ1−2年はほぼ留学生なクラス編成になっており、院生が集まると中国語と韓国語が飛び交い、日本語は少数派である。一瞬ここはどこのアジアの国かと思ってしまう。
通学課程、つまり通信教育ではないので、朝やってきて授業を受けて帰る、という日常を送る。彼らにとっては、それが「普通」な日々である。

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