同居人の札幌での出張授業は、ハードスケジュールである。
去年は、さっぽろ雪祭り寸前のスケジュールだったが、今年はどんぴしゃで雪祭り真っ最中である。こういったイベントに近いスケジューリングなので、観光地としてはハイシーズンである。航空券も宿も、予約は大変である。
ハードスケジュールだけに、雪祭り満喫、とは言えないだろうが、横目で楽しめるくらいは出来たらしい。事後作業、つまり採点もあるが、いつまでものほほんと宿にいるわけにはいかない。出張授業をする学校での枕代の提供は「授業日のみ」、つまり3泊分である。さっさと帰って、採点作業は自宅でやることになっていた。
帰宅予定日が土曜日、つまり「週末は首都圏は大雪の予報」だった。案の定欠航になったが、宿はすでにチェックアウト、延泊も出来ない。新千歳空港内には「温泉」があるので、なんとかなるだろ、という電話だった。
なんとか、はあまりならなかったらしく、結局空港内で野宿状態だったらしい。空港では毛布を貸してくれたらしいが、あまり眠れなかったようで、へとへとになって帰ってきた。
札幌の出張授業はいつも波瀾万丈である。
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