2013年10月22日火曜日

決心

日本であるので、毎年台風はやってくる。
時期や大きさや被害の程度がそこそこ違うというだけである。

学生の頃、大学の周辺には下水道が整備されていなかった。急な夕立や台風の大雨が降ると、校門の前は池と化した。
そんなことに2度も遭遇した。2度目は絶対に学校内に行きたかったので、意を決して運転手にドアを開けてもらった。ステップまで水が上がっている。靴下を脱いで、ジーンズをたくし上げ、膝上まで水につかって構内へ入った。

家から学校へは遠い。このまままたも目の前を通過するのは、通学時間の無駄である。
学校とは、何が何でも行くところ、だったのかもしれない。

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