日本であるので、毎年台風はやってくる。
時期や大きさや被害の程度がそこそこ違うというだけである。
学生の頃、大学の周辺には下水道が整備されていなかった。急な夕立や台風の大雨が降ると、校門の前は池と化した。そのあたりではちょっとへこんだ場所だったのだろう。
校門の前にバス停がある。その日は午前中が大雨だった。バスで学校の前に着く頃にはやんでいたのだが、バス停のあたりは水没していた。バスのドアを開けても、水面である。バスの運転手は、ドアも開けずに通過した。学校に行くはずだったのに、通過して帰るはめになった。
学校とは近くて遠いところであった。
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