2013年9月3日火曜日

新鮮な発見

同居人はメタボな体格である。知り合った頃からそのような体格だったので、今更メタボ、と言ってあたふたすることはないのである。
実家にメタボ体格な人がいなかったので、そういった体格の人には新鮮な驚きと発見があった。

水分の摂取量と放出量が半端でない。喉が渇いたといって、大きなやかんの麦茶を一気飲みしたという学生時代の話があった。それは6人分の食事時に用意したお茶だったらしい。夏は汗も半端でない。加湿器と一緒にいるようなものである。水も滴るいい男、という言い方があるが、いい男かどうかはともかく、滴っているのは確かである。
ズボンは裾ではなく股から駄目になる。いわゆる「股擦れ」という現象である。こういう体格の人が「ズボンに穴があく」場合は、膝ではない。
シャツも袖ではなく襟からすり切れてくる。オックスフォードシャツなどではてきめんである。立った襟の上にお肉が乗るような状態である。
靴のかかとの減りが早い。これは体重のせいだろう。靴の消耗が早い。
風呂上がりの後のお湯の量がとっても少ない。続けて入る場合は必ずお湯を足さなくてはならない。小学校の体積と質量の実験を思い出す。
洗濯物が私と同じ「点数」でもやけに重たくなる。干す時も生地の大きさが違う。もちろん洗濯の回数も増える。
飛行機料金は同じである。体重が1.5倍以上もあるのに、なぜ同じ料金なのか。エコノミーで隣に座ると、こっちにはみ出してくるので狭苦しい。なぜ体格で料金と座席を分けないのか。飛行機会社は理不尽である。
自転車のタイヤのエアの減りが早い。もちろん、バイクも自動車もエアの減りは、みんな早いので、うちではコンプレッサーが常備品である。

ともかく、いろいろ新鮮である。

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