2013年9月12日木曜日

アロハ

美術館の教育普及活動の写真記録撮影をやらせてもらっている。

活動の方は造形講座のようなものである。
当該の美術館の活動は定評があって、時々「取材」というのがやってくる。
取材元によっては、こういった活動の取材があまり慣れていないのかしらと感じることがある。
数年前にビックリしたのは、ある雑誌の取材だった。


そのときは講師とチームリーダーの大学生または若い卒業生が3名ほど、あとは子どもが20名くらい、という規模だった。
活動を取材したいというので、子どもが作業に熱中しているところにやってきた。
ライター2人、カメラマン男性1人、カメラマンのアシスタント女性2人という大所帯である。
作業をしている子どもにライターが話しかけ、質問したりする。
カメラマン3人がそれぞれにかなり大口径のレンズのついた一眼レフで子どもにあれこれ注文を出して撮影する。まるで撮影会のようだ。
しかもカメラ担当の3人の服装がかなりハデである。明るい色調でカラフル、花柄アロハ、スパンコール、フリンジやらひらひらしたスカーフ、ぴかぴかしたアクセサリーもたくさん、ジーパンにはじゃらじゃらと音のするチェーンと鍵束がぶるさがっているのである。

何かちょっと勘違いしているような気がするのだが、どうなんだろうと思いながら遠巻きに見てしまった。

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