2013年4月16日火曜日

やりくり


今年度の新学期は、カリキュラムの変更があった。
実技の授業なので、授業の組み方、内容の変更などがあったりする。その都度、研究室の方は教室や工房、機材や講師のやりくりに追われたりする。

私の担当している授業は、実技の集中形式である。月曜日から土曜日までの午前中、3週間ほど、というのが1クールになっている。1年生は4クラスの編成になっているので、4クール同じ授業をする、というわけである。学生の方は1クールを終えたら、違う授業を1クール受けて、というサイクルで、4つの授業を回って受ける。
今年度は授業初めの4週間に、「持ち回り」ではなく、違った授業が組み込まれた。「持ち回り組」は4週間後にずれ込んで授業を開始することになった。去年通り、ではないので、スケジュールをやりくりする。

大学の授業は基本的にカレンダー通りである。だから、祝日はお休み、なのである。「持ち回り組」としては、同じ授業を繰り返したいわけである。そうでないとクラスごとに「不公平」になりかねない。「ハッピーマンデー」制度が出来て、月曜の授業が激減した。祝日の間はお休みする制度が出来て、ゴールデンウィークを含めたスケジュールのクラスは、穴だらけで、集中力が持続しない。スケジューリングしにくいことおびただしい。
数年前から、月曜授業の振替制度が出来たり、海の日もテストがありますという学校が出来たりした。勤務校では、この祝日は「お休み」、この祝日は「平常授業あり」と、さらにややこしい。

こんなことなら、祝日を年末年始やお盆に集中してほしいくらいである。だから日本に「バカンス」というものが定着しないのかもしれない。

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