2012年11月4日日曜日

一段落


学園祭が終わると、在学生の方は一段落、するかのように見える。
しかし、4年生には卒業制作、院2年生には修了制作、というのがある。
学期末に「卒業制作展示」で、作品を発表、採点されて、学生生活はおしまいである。

年末は学内も世間様もお休みなので、いつも通りのスケジュールというわけにはいかない。外注を含んだ作業の場合は、年内にかなりハードなスケジュールを組むことがある。
最終的には展示をすることになるので、学生で係を決めていろいろと準備をする。設営や後片付けの準備と段取り、目録やDMの用意と発送、当日の監視員、会場と作品の記録とパッケージ、これらも当該学生が担当する。自分の作品もやらなきゃならないので、かなり大変なお仕事である。しかし、そうやって歴代の卒業生も作業をしてきたのだから、やってやれないわけはない、という理由で毎年仕事が割り振られていく。
もちろん学生にとっては初めての作業なので、五里霧中である。だからその学年担当の研究室スタッフはそちらの指導も忙しい。
以前にも書いたが、私の場合は正月はほぼ返上に近かった。
それと相前後して学期末の試験、大学院の入試と続き、それが終わると大学は一気に入学試験モードになる。入試業務は1ヶ月と半分くらい、それが終わると卒業判定とか入学のためのもろもろの手続きとか準備とかがあったりして、大学の舞台裏というのは授業以外のことがとても多い。

私は現在非常勤なので、授業だけに出ているわけで、12月で授業が終われば、長い春休み状態である。

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