2015年11月2日月曜日

小判

同じ課題を十年一日のようにやっているわけだが、映像やコンピュータ関連の作業というのは日進月歩で機材が変わっていく。ビデオカメラは5年もすればかなりくたびれてくる。減価償却期間終了を見計らって新しい技術が出てくる。

今年度使っていたビデオカメラはfull HDの撮影データをカードに保存、それ以前はデジタルデータをテープに記録、その前はアナログのテープだ。アナログテープを使用していた頃は、テープの規格が変われば機材を買い換えていた。Hi8、8ミリ、あたりが20年ほど前だったろうか。1/2インチ、3/4インチ、1インチくらいを使っていた時代だと、まだまだフィルムの方が「現役」だった。

まあ、ここのところは、ほぼ5−7年くらいのスパンだろう。今度変えるとしたら、4Kとか8K、あるいは一眼レフで作業することになるのかなあと漠然と考える。しかしそもそも、基礎課程においてそれほどの撮影のクオリティが必要なのか、という疑問もある。露出どころかピントさえ「知らない」スマホ世代の学生である。うーむ、猫に小判、豚に真珠、という気がしてきた。 

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