今時の学生さんは、デジタル世代、と言われている。メディアではよく「デジタルネーティブ」といった言い方をしているようだ。
確かに、一昔前に比べると、パソコンの取り扱いは少しは違っているような気がする。「では電源を落として…」と言い終わらないうちに電源ボタンを押してしまったり、アプリケーション終了をなぜか「強制終了」にしてしまったり、ゴミ箱にソフトも入れてしまったり、「右クリックで」が「右手の指でクリック」だと思っていたり、するような時代ではなくなってきているような気はする。
一方で、なぜかディスプレイというものは全世界的にタッチパネルだと思っていたり、ソフトが同じならwindowsでもMacでもデータを共有できると思っていたり、パソコンというものは標準でsoftbankのWi-Fiにつながっていると思っていたりする。
もちろん、スマホは使えるがパソコンはどうも、という学生も散見する。OSにおける使い勝手はそれぞれ違うので、一緒くたにくくることは難しい。
身近に使うガジェット、使っている環境や、受けてきた教育によって、「デジタルネーティブ」という概念は変わってくる。ひとくくりで「デジタルネーティブ」という言い方が良いのかどうかは、ときどき疑問に感じることがある。
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