時折、勤務校ではない大学に出向くと、楽しみなのが、トイレ、学食、購買部である。その学校の日常が垣間見えるのと、自分の勤務校とは様相が違うのでそこはかとなく楽しいものである。
大きな総合大学で学生数が多いと、それなりに大規模な学食になる。
大きなホールをぐるりと取り囲んで、「うどんそば」「ラーメン」「カレー」などのお店が並ぶ。それぞれ民間業者が入っていて、なじみの店の名前があったりする。ショッピングモールのフードコートみたいだ。
たいていの学食の定食のご飯の盛りは、並か大盛りの2パターンくらいなものだが、女子学生もいて体育会系もあったりするような大学だと、バリエーションが豊富になることがある。ある大学の学食では、1から7までのグレードで食券を買うようになっていた。グレード7は、グレード1の7倍なのだろうか。疑問に思いながらも試せないのが残念である。
女子大学の家政学部などがあると、学食のメニューにカロリーや栄養価が付記されていたりする。うーむ、家政科らしいなあ、と思う。栄養満点なのだが、見た目は地味である。うーむ、女子大学らしいなあ、と思う。
都心の大学では有名レストランをテナントとして入れて、学外の人も入れるようになっていたりする。時代だなあ、と思う。学校と言うのは、学生をつくる場所ではなくなりつつあるのだなあ、と思う。
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